(早期)帰国の手続き
今回は時間もなくテレワークだったため,日本に帰ってから全てメールで手続きしました。
大学
メールでコーディネーターに連絡すると,やるべきことが送られてきました。
reg@kuleuven.be(大学のregisterを管理するオフィス)に学籍番号と大学から登録解除したい旨をメールで伝える
↓
学生証の写真と再度deregisterの意思を確認する
↓
登録解除の証明書が届く
大学の寮
部屋は来た時のようにし,鍵は管理人用のポストに入れて出てくる(あとで管理人が部屋を確認する)
↓
大学から受け取った登録解除の証明書を添付し,退寮したいと伝える
↓
(部屋の確認後)家賃は毎月15日で区切られているので,次の月以降分やデポジットが返金される
市役所
大学から送られてきたオランダ語と英語のファイルに記入したものとIDカードの表裏を添付して,bevolking@leuven.beにメールする
↓
Model 8/ annex 8という登録解除の証明書が届く
⇩最後に
Model 8を大学のアジア圏からの留学生のコーディネーターへメール送付する
保険会社
帰国した旨をメールで伝える
↓
連絡した日から残りの期間分が返金される
この他に,もし銀行口座やブロックアカウントがあれば,閉じる手続きもあると思います。
レベル3
3/23(月)ベルギーも遂にレベル3になりました。
これは本屋さんのガラスに書いてあったイラスト。ベルギーの漫画のキャラクター"タンタン"がマスクをしています。
街中でもマスクと手袋をしていて,みんなが周りの人を疑い警戒し,社会的距離を保ちつつ散歩や買い物に出かけていました。
ANAの直行便も3月は24日,26日,29日から4月24日まで運休になりました。
実は,今後について熟考した結果,帰国を決意しました。レベル3になった日に飛行機に乗りました。
ブリュッセル国際空港には2016年3月22日のテロに対して献花されていました。
検疫所からお願いされたのは,主に2点。
①入国した次の日から14日間指定された場所(自宅やホテル)で待機すること
②公共交通機関を使用しないこと
空港の検疫では,個人情報や待機場所(自宅やホテル),待機場所までの移動手段を記入し確認されました。
その他,毎日の健康観察,症状が出たら帰国者・接触者相談センターへ連絡すること,家族など身近で過ごす人へのお願いも記載してありました。
ベルギーにいても視線は避けられないし,日本に帰ってきても数週間は警戒されてしまうのは仕方ないし,自分でも感染してるかもしれないという懸念があります。
でも日本に着くと,桜が満開で優しく迎えてくれているようで穏やかな気持ちになれました。
Leuvenの学生御用達のお店
De walf
ルーヴェンで一番初めにバディと来た!という留学生も多いのがこのレストラン。ボリューミーなのに良心的な価格で,地元の学生も行きつけです。クラムチャウダーは迫力満点!もちろん味も大満足。ドリンクはホットアップルシナモンがおすすめ。お支払いは現金のみです。
Quetzal
本場のチョコレートドリンクを飲むなら!チョコはホワイトと3段階のカカオ濃度の4種類から好きなものを選べます。ホットチョコレートもたくさん種類があって、中でもKanaというシナモン入りがリピーター続出。私の一押しは、チョコレートバナナシェイクのホワイト!激甘です!お支払いはカードのみです。
Thai house
普段はカレーですが,毎週金土の11:30-数量限定7€で本格的なタイのヌードルが食べられます。地元の学生におすすめされたのは,classicという一番スタンダードな麺でしたが,curryも程よい甘さで好きでした。ただし,VISA,Masterは使えないので要注意。
Mont Cafe
ずっと友人からおすすめされていて,やっと最近入ることができたお店。朝一の授業でここのコーヒーを片手に教室に入ってきたり,図書館で勉強の合間にカフェイン補給したり,とにかく学生たちから愛飲されているコーヒー屋さん。およそ3€~頼み切れないほどメニューがあります。ホットチョコレートも美味しいです。
t'Galetje
春〜秋にオープンするジェラート屋さん。ワッフルやフリッツに匹敵するくらいジェラートもよく売られていて、地元の人からも愛されていることがわかります。
長期ビザD
ビザに必要な書類はたくさんあります。ビザの種類もいくつかあり,何がなんだかわからなかったらので,在日ベルギー大使館に1年留学するためのビザを取得したいとメールで伝えると,すぐに長期ビザDに必要な書類が添付されて返ってきました。
<長期ビザD申請の必要書類>
1 申請書2部
VOW というビザ申請のリンクから申請書を作成してプリントアウト
ここでベルギーの住居について書く欄があったと思うのですが,未定の場合は大学の住所で大丈夫でした。
2 添付用カラ-写真3枚
紙サイズ4.5×3.5cm, 頭頂からあご先2.5〜3.5cm。
背景は無地。影のあるものは不可。
2枚は申請書に貼って提出します。
3 パスポート(有効残存期間12ヶ月以上)及び顔写真のペ-ジのコピ-2部
4 入学許可証
オリジナル1部+コピー2部
KULからPDFで届いた入学許可証を印刷しました。念のため,KULからも大使館に届けるというメールが来るので,自分が申請する大使館に届けてもらうようお願いします。
5 無犯罪証明書
オリジナル1部+コピー1部
※21歳以上必要でしたので,提出しませんでした。
6 英文健康診断書(添付ファイル)
オリジナル1部+コピー1部
英文健康診断書はもらえる病院が限られており,指定の聖路加病院または各地の赤十字病院です。私は,電話で病院に相談して,大使館からの手紙をお医者さんに見せ,必要な検査をして,長野市の日赤で発行してもらうことができました。
それから赤十字病院の場合は,アポスティーユをもらうため,一旦外務省に送らないといけませんでした。
7 保証書(生活費)
オリジナル1部 +コピー1部
※11で奨学金の額が月額654ユ-ロ相当以上ある場合は保証書、保証人、保証人関係書類は不要です。
8 英文履歴書
オリジナル1部 コピー1部
自分で適当な履歴書を作成しました。
9 宣誓書(添付ファイル)
オリジナル1部 コピー1部
10 在籍中の学校からの英文在学証明書,既卒の場合は最終学歴の卒業証明書
オリジナル1部+コピ-1部
大学の学務の機械で英文在学証明書を発行しました。
11.(交換留学や奨学金などを受ける場合)
当該機関、学校などからの英文証明書
オリジナル1部+コピ-2部
奨学金の機関に英文証明証をお願いし,発行してもらいました。ベルギーに着いてからもあると安心だと思います。
12. 長期滞在申請運営手数料振込みを証明する書類
(KULは高等教育機関に含まれるため204ユーロ,ゆうちょ銀行から国際送金,通信文に名前や大学名などわかるように記載)
13. 回答言語希望シート(添付ファイル)
大使館の受付時間は月曜から木曜の朝9時半から12時まで。VOWから事前に予約して行ったと記憶しています。予約は変更可能でした。
あとは,予約した日時に大使館に行って手続きするだけ!
近くの郵便局でレターパックを購入すれば,ビザは家に送ってもらうことができます。
なお,大使館に確認したところ,ビザは入国のために必要なだけで,帰国の際には居住許可証の申請でもらえるIDの期限が有効になるようです。
accommodation
私が寮に申し込んだのは5月のゴールデンウィーク中。アプリケーションフォームが5月1日までだったのですが,過ぎてしまって焦って色んな寮にメールしまくりました^^;
地図を見て大学との距離を調べたり,寮の設備を見たりしなければいけないので,余裕があるうちに決めることをおすすめします。
遅れましたが,所定のフォームから希望の寮と部屋をいくつか選んで申し込むことができ,最終的に受け入れ可能な寮から先に進むよう返事が来るという感じだったと思います。
KULの住居は主に
①大学の寮
②大学と提携のアパート
③プライベートのアパート
があります。
☟こちらから住居を探すことができます。
https://www.kuleuven.be/english/studentservices/housing-leuven/looking-for-housing-1
留学生の多くは大学の寮ですが,大学の寮はだいたい9月15日から7月15日などと期間が決められており,半期だったり時期がイレギュラーな場合はアパートが多いようです。
寮やアパートにも1人部屋,相部屋,3人部屋(studio)があったり,バストイレ付でキッチンのみ共有やバストイレキッチンすべて共有など様々な選択肢があります。
比較的日本人留学生が住んでいる寮は,Studax,Waterview,Royola,Groot Beginhofだと思います。
・Studax
駅のそば。建物が新しい。部屋数が多い。1人部屋バストイレ付。階によるが寮のパーティが多い。
・Waterview
大学から徒歩20分。スーパーとドラッグストアが下にある。部屋数が多い。Studioもあるが,1人部屋バストイレ付。
・Royola
現地の学生とアメリカ人の留学生も多い。日本人の人数制限あり。基本相部屋。バストイレ共有。
・Groot Beginhof
RoyolaとGroot BeginhofはGymにも近いです。Leuvenの円の外に大きなスーパーがあり,そこで買い物をするという人が多いです。入居のためには自分についての説明や希望,モチベーションレターを書く必要があります。
家賃は基本インターネット,光熱費,電気代,水道代込みです。家具も机といす,ベッドとマットレス,ワードローブ,棚付きが多いと思います。洗面台もあります。Studio以外はどの寮もキッチン共用ですね。私の寮はキッチンは週一で清掃され,ゴミ捨ては各学期2回ほど自分の番が回ってきます。
ほとんどの学生が自転車を持っているので,どの寮にも駐輪場があるし,StudaxやWaterviewなどの大きな寮には寮内にコインランドリーもあります。
〈ひと月の家賃の目安〉
低 平均 高
1部屋 €250 €370 €550
バストイレ付の部屋 €350 €485 €650
2人部屋 €350 €500 €700
studio(1人) €365 €514 €700
家探しで大事なポイントは主に,
①一人部屋(プライベートのバストイレ)がいいか,相部屋でも平気か。
②スーパーやコインランドリーは近くにあるか。
③大学のキャンパスや駅からの距離(自転車を使うか)。
もちろん家賃は考慮しなくてはなりませんが,実際に暮らしてみて感じたのは以上です。他にも,人によってGymは近いか,図書館は近いか,バス停はそばにあるかなどあると思います。ルーヴェンの夜は学生で賑わうので,中心地近くは便利ですが,その分騒がしいこともあるようです。中心から離れている寮でもパーティが開かれてうるさいこともありますが...
多くの留学生は日本にいるときに契約してきていますが,現地についてから部屋決めする人もいれば,アパートを契約していたけれど合わずに変える人もいます。
日本にいながら住居を決めるのは難しいですが,なかなかできないヨーロッパ生活なので,ぴったりな場所が見つけられるとよいですね。
Bekkerij🥖🥐🥪
ルーヴェンには美味しいベーカリーがたくさんあります。
多くのベーカリーでケーキを売っているので,ケーキ屋さん?と思いましたが,奥でパンがたくさん並んでいます。
日本のような食パンはなく,茶色のパン(Bruin Brood)やバケットタイプが主流です。
スーパーのパンでも満足していたのですが,パン屋さんのパンは格別に美味しかったです。いわゆる惣菜パンはウインナーの入ったウインナーパイくらいですが,バケットサンドや菓子パンの種類は豊富です。
街のいたるところにベーカリーがあり,ランチタイムにはバケットサンド(3.5€~)を食べる学生も多いです。
ちなみに,スープとパンがついたランチも人気で,大学近くのスープ屋さんはお昼時になるといつも賑わっています。
スーパー,アジアンスーパー,ナイトショップ
スーパーマーケット
多くのスーパーマーケットは入り口と出口が異なっています。
そして,わかりやすいセンサーも設置しています。
商品はオランダ語(またはフランス語)表記で,調べてから行けばよいのですがなんとなくパッケージや単語を見て購入してしまいます。
野菜や果物も案外安く手に入れられます。スーパーにはだいたい手作りパンコーナーがあって安いうえに結構美味しいです。そして乳製品は豊富にあります。
驚いたのは卵と牛乳が常温で販売されていること。賞味期限はなんと3か月くらいです。共働きの多いベルギーならではなのかもしれません。確かに,平日の夜や土曜日にものすごい量を買っていく人が多いです。
ベルトコンベヤーに商品を並べて,自分が買うものの最後に仕切りを置きます。支払いは現金またはカード,ベルトコンベヤーに乗せる店員さんのいるレジはたくさん買う人が多いので,少量かつカードならセルフレジでの購入がスムーズです。
アジアンスーパー
日本食屋さんをはじめ,タイや中華などアジアンレストランは人気です。そしてアジアンスーパーもあります。日本のコーナーには,カレールー,しょうゆ,みそ,ソース,だしのもと,鰹節,のり…おそらく倍以上しますが,何でもそろっています。特に,即席麺のコーナーが充実していて,「出前一丁」は一食分一袋0.85€,「Soba」という焼きそばは1カップ1.90€でした。そして蕎麦はあまり置いていなく,なぜかうどん好きという方も多い気がします。
ナイトショップ
スーパーは夜8時くらいまで営業していますが,夜どうしても手に入れたい…そんな人のためにナイトショップがあります。ナイトショップでは平均的なスーパーより割高になりますが,例えば500mlの水0.90€が1.80€(自動販売機と変わらない)くらいで販売されています。
ベルギーに来て,日本のコンビニのすごさに気づきました。100円のおにぎりが恋しい!日本のコンビニには,ATMもコピー機もあるし,雑誌も日用品も何でも売っていますよね。ATMは通り過ぎる人に見えてしまうような道沿いに設置してあったり,コピー屋さんがあったり,雑誌はLottoというKiosk的なお店があったりします。コンビニの機能が分担されていて,日本ではコンビニに全て集約されているだけかもしれません。しかし,そのコンビニがいたるところにあって24時間空いているというのは便利すぎますね。