以前,ベルギーの現地の学生に,「日本人にとって水とお湯と炭酸水は違うか」と聞かれました。たしかに,どれも水なんだけど…ちょっと区別しているかなと思いました。

というのとも,ベルギーではたくさんの種類のペットボトルの水が売られていて,必ず水と炭酸水があるんですね。そして水と炭酸水は同じ水と捉えていると教えてくれました。

 水といえば,ヨーロッパは硬水です。硬水は口当たりがまろやかでお通じも良くなる(?)など利点もありますが,洗髪すると髪が傷んだり,金属にカルキがついて白くなったりという欠点もあります。水は安くて500mlが安くて0.3€から1€程で購入できますが,Brita浄水器を使っている人が多いと思います。

私も最近2月に帰国した友人に譲っていただくことができ,Brita浄水器を使い始めました。浄水器や換えのフィルターは電化製品店のfnacや健康食品店のHolland & Barrettで売っているのを見たことがあります。フィルターの箱には日本語で「カートリッジは4週間ごとに交換」と書いてありました。

現地の学生が寮の水道水をそのまま水筒に入れていたくらいなので飲めないことはないのですが,やはり浄水器の水は非常に飲みやすいです。ちなみに,最初2回は活性炭の微粒子を洗い流すため,捨てて3回目から飲用できます。水道から出てくる水は白色なのですが,フィルターを通すと無色透明に変わります。

感覚ですが,硬水は日本のお米にはなかなか浸水しにくいです。そのため少し長めに浸水させています。また,キッチンで共用の電気ケトルについたカルキはお酢(azijn,スーパーで安く買える)できれいにするなど,少し気を配って硬水と上手く付き合っています。