Begijnhof

ルーヴェンには世界遺産修道院 Groot Begijnhof があります。

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これはBegijnhofの入り口です!

時々散歩しにペギンホフへ行きたくなります。

ここ最近は快晴の日が続き,気温も暖かく,花も立派に咲いています。

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日本人留学生も数人住んでいます。世界遺産に住めるなんてとても羨ましいですよね!

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ヨーロッパの煉瓦造りの建物は丈夫で長持ちするからか,今でも住み続けられていて本当に素敵です。KULにはかつてのお城だったKasteel van Arenbergがキャンパスとなっているなど,歴史と由緒ある建物が今も勉学や生活のために活用されていて驚かされます。ヨーロッパの建物のようにはいかないかも知らないけれど,色んなものを大切にしていきたいと思います。

 

そして,実はルーヴェンにはもう一つのBegijnhof があります。

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Groot Begijnhofに比べるとこじんまりしていますが,とてもかわいらしい感じです。ここも住居となっています。

ベルギーは朝は完璧に晴れていても,午後になると雨が降ることがほとんど。初めは雨や曇りで気分が沈んでしまうことも多々ありましたが,いまでは雨上がりの石畳が一番風情があるなぁと思うようになりました。

 

 

 

Stella

今朝も窓を開けたらなんとも言えない独特な香ばしい匂い。この香りがすると,ベルギーに到着して間もなかった日々を思い出します。初めはこの香りが苦手で,ここに一年も住む自信がなかったです。

一体,なんの匂いだと思いますか?

そう,これは,ベルギーが誇るビール,そして,ルーヴェンのビールStella Artoisの工場から麦の香りが風に乗って私のもとへ届くのでした。

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友人達曰く,'Stella'は日本のビールでいうところの'アサヒ'らしいです。ルーヴェンのカフェでは安くて2.5€〜だった気がします。

土日は予約すれば工場見学もできるようです。

こんな時でもせっせと稼働しているビール工場。さすがビール大国ですね。

 

go jogging

ベルギーは今週目まぐるしく動きました。

3月16日(月)ベルギー含めヨーロッパの多くの国がレベル2(不要不急の渡航中止)になりました。

3月17日㈫,首相府より18日㈬正午から4月5日までの声明が出されました。スーパー,薬局,郵便局,銀行など必要不可欠な移動と野外での運動などに制限されています。スーパーも入場が規制され,一人ずつ30分以内だったり,郵便局でも間隔をあけて列に並ばなければなかったりします。もちろんベルギー外への必要不可欠な出国もできません。私は寮にひきこもる生活を送っています。寮内でもキッチンは一人ずつ使うなど気を付けなければなりません。

日々,在ベルギー大使館から来るメールをチェックし,コロナ関係の情報を入手し,家族,ベルギーや他のヨーロッパに来ている友人,日本にいる友人,大学と今後についてどうするか相談し…。

ヨーロッパやアメリカの学生,そしてほとんどの日本人留学生も帰国しています。

毎日増え続ける感染者数,外出規制,公共交通機関の減便…

確かに,まだ若いから万が一感染しても重症化する可能性は低いし,来年には数ある感染症のうちの一つになっているという見方もできます。しかし,それ以上に交通機関のストップや医療体制の崩壊の懸念,そして社会生活が脅かされ,帰国も厳しくなる…そんな先行きの見えない不安が頭のなかを駆け巡ります。

今帰らないと当分日本に帰れない。しかし今帰ったらもうベルギーには戻れないだろうという状況。優柔不断な私は揺れ動きまくりました。その中でも,大学の反対を押し切って滞在を続ける日本人の友人の存在は大きく,私も現地での滞在を続けたいと思いました。

幸い,寮の同じフロアには仲良くなった留学生もいて,週に何度か一緒にジョギングしてくれます。私はこのジョギングの間に英会話するのが好きです。たまに料理を分けあったりもします。そして彼女の存在もまた大きいです。

この状況下でも運動は推奨され,ジョギングやサイクリング,川でボートや公園で遊ぶ人もいます。ベビーカーを押しながらジョギングするお母さんや夫婦とすれ違うと,ほっこりした気分になりました。危なくないのかなと一瞬思ってしまったのはやはり私が日本人だからでしょうか。でも,ベビーカーに乗っている子は楽しいかもしれませんね。親子で外に出てリフレッシュするのはほほえましかったです。

ルーヴェンも今週は暖かい日が続き,菜の花が咲いています。

 

 

Leuvenにあるお店

HEMA

日本の無印的な存在。勉強道具,キッチン用品,寝具などなんでも揃います。

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Flying Tiger Copenhagen

日本にもある,フライングタイガーです。かわいくて実用的なものが揃います。

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Sports Direct

スポーツ用品店

 

 

Kruidvat

マツキヨ的ないわゆるドラッグストア。

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ACCO

大学の講義で使う教科書や語学学校のテキスト,書籍,文房具。Faculty of Artsのすぐそばにあります。

 

 

fnac

電化製品や本など。

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COVID-19

ベルギーでも感染者数が日に日に増えています。これまで,休暇中北イタリアにスキーをしに行った人が多くかかっていたのが,次第にベルギー中に広まっているようです。

 

昨日のオランダ語の授業の休み時間中,留学生同士で授業がオンラインになるという話をしているのが聞こえてきて,KU Leuvenのメールを確認してみると,Faculty of Artsは今週いっぱいの授業はキャンセル,Easter BreakまでFace to faceの授業は禁止という連絡が来ていました。

 

ちなみに,13日には小中学校の授業も4/3まで休み,レストランやカフェの営業も平日のみになりました。KULの先生にお願いして,先週から地元の高校を訪れて生徒と話す予定もあったのですが,Easter Break明けまで待つことになりました。

 

街ではマスクをしている人は全くと言っていいほどいないので,友人といつになったらマスクし始めるんだろうと話していましたが,空港ではマスクをしている人をちらほら見かけました。街ではアルコール消毒はありそうなお店を回ってみても全部売り切れ。やっと小さな薬局で急遽独自に作られたものを購入しました。

 

最近は気にしていませんでしたが,2月ごろは中学生くらいの男の子に"Do you have Corona?"と言われたこともあったし,日本人留学生の友達との間でも,あからさまに近寄ってきて口を手で覆う仕草をされたというエピソードを聞くこともありました。自主的にマスクをしていた人が怪訝な目で見られているのを見たこともあります。

 

しかし,今は自分で自分の身を守らないといけない状況。自身の行動に責任を持って,できることは徹底したいです。

 

 

snow showers❄

今朝はルーヴェンに来て初の雪。

フランダース=ベルギーの北半分かつオランダ語を話す地域で,2020年は1月22日に”First snow in Flanders!”というニュースを見つけたのでベルギーで初雪ではないですが,雪を見るとなんとなく心躍りますね。

ベルギーで毎年雪は降るものの,雪だるまを作って遊べるほど積もるのは珍しいようです。

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以前,ベルギーの現地の学生に,「日本人にとって水とお湯と炭酸水は違うか」と聞かれました。たしかに,どれも水なんだけど…ちょっと区別しているかなと思いました。

というのとも,ベルギーではたくさんの種類のペットボトルの水が売られていて,必ず水と炭酸水があるんですね。そして水と炭酸水は同じ水と捉えていると教えてくれました。

 水といえば,ヨーロッパは硬水です。硬水は口当たりがまろやかでお通じも良くなる(?)など利点もありますが,洗髪すると髪が傷んだり,金属にカルキがついて白くなったりという欠点もあります。水は安くて500mlが安くて0.3€から1€程で購入できますが,Brita浄水器を使っている人が多いと思います。

私も最近2月に帰国した友人に譲っていただくことができ,Brita浄水器を使い始めました。浄水器や換えのフィルターは電化製品店のfnacや健康食品店のHolland & Barrettで売っているのを見たことがあります。フィルターの箱には日本語で「カートリッジは4週間ごとに交換」と書いてありました。

現地の学生が寮の水道水をそのまま水筒に入れていたくらいなので飲めないことはないのですが,やはり浄水器の水は非常に飲みやすいです。ちなみに,最初2回は活性炭の微粒子を洗い流すため,捨てて3回目から飲用できます。水道から出てくる水は白色なのですが,フィルターを通すと無色透明に変わります。

感覚ですが,硬水は日本のお米にはなかなか浸水しにくいです。そのため少し長めに浸水させています。また,キッチンで共用の電気ケトルについたカルキはお酢(azijn,スーパーで安く買える)できれいにするなど,少し気を配って硬水と上手く付き合っています。