私がベルギーを選んだ理由

KULのバディに会って 'Why Belgium?' と聞かれたので,ベルギーに決めた理由を書きます。

真面目な理由としては,

①なぜヨーロッパの人々は英語が上手なのか,またほかの言語にも堪能なのか知りたかった。

バディはベルギー人なのですが,子どものころからPokémonのゲームを英語でやっていたり,映画は吹き替え版がなく英語の音声とオランダ語字幕で見たりするので,14歳で学校で英語を学び始めるより前にインプットがあるからと教えてくれました。それではアウトプットは?と尋ねると,アフリカからの転校生が来て第二言語であった英語で会話したと言っていました。

British Englishやヨーロッパの文化に興味があった。

本の学校で英語を学んでいると,American Englishアメリカの文化寄りのような気がしていました。教育実習で最近の教科書を見るとイギリスやインドなども扱われていて私が中学生のころとは違うかもしれません。しかし,英語の先生の関心によっても子どもたちの英語に対する態度は変わると思います。また,異文化理解なども教育するには自分がいろんな国に行く経験があったほうが良いのではないかと考えました。

③ヨーロッパの美術を学びたかった。

大学1年生の時に印象派ジャポニスムに感銘を受け,美術館に足を運ぶようになりました。それまで美術の教科書もろくに見たことがなく,教養として美術作品からその背景にある歴史や文化,ストーリーを学ばなければと感じました。ただ「なんかいいな」と心惹かれるものに出会えたら嬉しいです。

④外国の大学で講義を受けてみたかった。(交換留学の理由)

中学生のころ,MITの白熱教室を見ていました。あとはアメリカの学校が舞台のドラマを見ていて,自由に発言できる雰囲気の教室に入って授業を受けたいと思っていました。私も子どもたちの発言からつくるような授業をしたい。発言に失敗はないし,その授業から感じたり思いついたりしたのは事実だから,私自身も素直に表現できるようになりたいです。周囲の留学生は,教師の問いかけに対して答えたり,その場で質問したりしていてかっこいいです。

あとは,

⑤チョコレート好き

小学3年生ころに見たテレビでベルギーのチョコレート博物館をやっていて,人生に一度は行きたいと思っていました。

⑥ファッション

Vogue girlのヨーロッパファッションスナップを見て,ヨーロッパの大学生のコーディネートに興味深々でした。そして,有名なベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーファッション科もあります。大学1年生の時にファッション科で奮闘する日本人学生の映像を見る機会があり,そんな芸術の街を訪れてみたいと思いました。

以上のような動機でしたが,ベルギーは本当にぴったりだったと感じています。